-注染-糸の一本一本まで染める

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~注染~ 糸の一本一本まで染められているから、使うほどに柔らかくなる。味わいが出る

「注染」は無地の反物生地に染料を注いで染め上げて、美しい柄を作り出します。
糸の一本一本が染まるから、生地の上に顔料を乗せるプリントとは違い、生地の通気性や伸縮性を損ないません。
だから水をよく吸い、すぐ乾く、使い込むほどに柔らかくなるといった、手ぬぐいならではの使い心地が生まれるのです。

そんな「注染」の工程をご紹介します。

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糊置き

1.型紙を生地の上に置き、均一になるように防染糊をつけます。型紙の彫ってある部分にだけ防染糊がつき、防染糊がつけられた部分は、染料が染み込まないので色がつきません。

2.型を外し、生地の両耳がピタリと揃うように同じ長さだけ折り返して上に重ね、また型紙を生地に置いて防染糊をつけていきます。この作業を手ぬぐい約24枚分繰り返します。

3.糊置きが終わったら、防染糊が流れないように、折り重ねたままの反物の両面に砂をまきます。

注染

1.折り重ねた状態の反物を染め台に置きます。染料が流れ出さないように、防染糊で土手を作ります。一度に2色以上染める場合は、柄に合わせて土手を作ります。

2.ドビンと呼ばれる道具で染料を注いでいき、コンプレッサーで染料を下に引き抜きます。
生地を両面染めるので、裏返して同じ作業を繰り返します。

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水洗い

防染糊と余分な染料を洗い落とします。

水洗い

色が変色しないように天日で乾燥させます。